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Hな片想い♡

第14章 過去

「うふふ、
普通に来るとまずいからね!」

「高垣さんは?」

「たまには二人で話したいでしょ?」

「仕事大丈夫なの?」

「今日はオフなんだー!」

「…そうなんだ」

「自分からよんだくせに
テンションひく!」

「いや、なんでうちの場所
分かったの?」

「この路地に二回も来てるんだよ?
もう迷わず来れるし、
表札に祐介の名前も入ってたから!」

「へぇ〜」

「突然おしかけてごめんね」

「それは全然大丈夫だよ、」

「ならよかった
ねぇ、なんで、呼び出したの?」

「いや、それはね…」


真実を打ち明ける時が来たのか…

あの日のことを告げたら
雰囲気最悪。

恋も終わるかもしれないのに……

言うか言わないか
こうして迷ってる間の
れんの顔すら愛しくて仕方が無い

どうする、俺…

優しい嘘をつくか、
恥ずかしい真実を言うか

れんのためには……

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