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Hな片想い♡

第14章 過去

あの日以来、
俺らは何度も身体を重ねた

一時は体型も戻ったきて
いい感じだったが
最近になってまた痩せてきた

彼女の心の傷は
いえきれていない

そんなある日、
彼女はいつものように俺を呼び出した

三月の上旬
卒業間近だった


「れん…今日もあれだね?」

「…ううん、今日は違う」

「え?」


いつもとは違うれんに
少し戸惑った


「私たち、もう会わない方がいい」

「なにいってるんだよ?」

「身体だけの関係なんて
よくないよ、やっぱり…」

「今更なにいってるの?」

「だからもう終わりにしよう…?」

「俺は出会った日と変わらない
れんの身体も心も好き
身体だけじゃない」

「けど私の気持ちも変わらない…
まだ彼が好き…」


れんから思わぬことを言われ
正直ショックだった


「でもやってるときは
忘れるんだろ?男のこと」

「やってるときはね、
快楽に溺れるの
だから祐介しか見えないの…

けどね、それって違うと思う…」

「俺はそれでもいい
れんの性欲を抑える道具でも…!」

「祐介のことが、
大切だからやめたいの!」

「なんでだよ…」

「祐介のこと、
大切な友達だと思ってるから
この関係をたちたいの…

祐介で快楽に溺れるなんて
やっぱりおかしいもん…」

「じゃあいつまでもやってれば
俺のこと見てくれるの?

永遠にやり続けてやるよ?」

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