Hな片想い♡
第15章 愛してる
「高橋…辛かったんだね…
消せない過去があったんだね…」
流れる涙は、止まらない
私のことじゃないのに
元彼のことなのに…
痛みがひしひしと伝わり
私の心までえぐられているようだ
「由奈、ごめん…
泣かせる気はなかった」
「ううん…
遠藤れんの気持ちを考えると
どうしようもなくて…」
「れんのことはずっと忘れない
けどれんの代わりだと
思ってるわけじゃない
俺は由奈が好きなんだ」
ここで断ったら
どうなるだろうか
いつも通り高橋に押し倒される
そうに決まってる
表情はどんどん曇る
「由奈の本当の気持ちを
聞かせてほしい
もう、あんなことは二度としないから
由奈を悲しませないから」
高橋を家にあげたのも
信じたからだ
ここで信じなくてどうするの…?
答えはもちろんNOだよ
だって建先輩がいるから
高橋は最低な人って言ってたけど、
どんなふうに最低なのかわかんないし
私は彼を信じてるから
「ごめん、高橋とは付き合えない」
「理由を聞かせてくれない?」
「建先輩が好きだから」
「建先輩は最低な人だよ?
何回も言ってる。後悔するよ?ねぇ…」
「それでも!
それでもいい…
建先輩を信じてる!」
「れんと同じ運命を
たどって欲しくないんだよ!」
「建先輩は大丈夫だよ」
「大丈夫じゃないから
言ってるんだよ!」
消せない過去があったんだね…」
流れる涙は、止まらない
私のことじゃないのに
元彼のことなのに…
痛みがひしひしと伝わり
私の心までえぐられているようだ
「由奈、ごめん…
泣かせる気はなかった」
「ううん…
遠藤れんの気持ちを考えると
どうしようもなくて…」
「れんのことはずっと忘れない
けどれんの代わりだと
思ってるわけじゃない
俺は由奈が好きなんだ」
ここで断ったら
どうなるだろうか
いつも通り高橋に押し倒される
そうに決まってる
表情はどんどん曇る
「由奈の本当の気持ちを
聞かせてほしい
もう、あんなことは二度としないから
由奈を悲しませないから」
高橋を家にあげたのも
信じたからだ
ここで信じなくてどうするの…?
答えはもちろんNOだよ
だって建先輩がいるから
高橋は最低な人って言ってたけど、
どんなふうに最低なのかわかんないし
私は彼を信じてるから
「ごめん、高橋とは付き合えない」
「理由を聞かせてくれない?」
「建先輩が好きだから」
「建先輩は最低な人だよ?
何回も言ってる。後悔するよ?ねぇ…」
「それでも!
それでもいい…
建先輩を信じてる!」
「れんと同じ運命を
たどって欲しくないんだよ!」
「建先輩は大丈夫だよ」
「大丈夫じゃないから
言ってるんだよ!」