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「最近、建とも仲いいね」

「なんでそんなこと…」

「だからストーカーなの。
建のことまだ好きなの？」

「あなたには関係ないでしょ」

「まだ好きなんだ〜
由奈ちゃん分かりやすい」

「ここ、職員室がある階ですよ？」

「また襲うとでも思うの？
あ、まさかの襲って欲しいかんじ？」

「ふざけないで」

「ふざけてないし、まぁいいや
もうすぐ建との交際もスタートかな？」

「さっきから何が言いたいんですか？」

「由奈ちゃんが誰かのものになる前に
俺のものにしなきゃいけないかなーって」

「やれるものならどうぞ
私は職員室に向かって叫びます」

「これがあっても？」


そうして見せられた動画は
あの悪夢を見た時と同じものだった

前回も私を脅すのに使った
私のオナニーの様子だった


「まだ消してないよ？
ってか消すわけないじゃん？」


前回、そんな動画を撮られてること、
やってることがバレるのが嫌で
先生に話すことができなかった


「由奈ちゃんが余計なこと
言わないでくれたからだよ？」

「最低ですね…」

「今から放送で流そうか？笑」

「や、やめて……！」

「じゃあこっちきて」


誘導された場所は
特別教室だった

私は従わざるを得なかった


「素直な由奈ちゃん、
こっちの方が可愛いよ？」