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学アリ×テニスの王子様かもね

第1章 設定&発覚

ハルトと朔夜は海堂をつれて
即鳴海から離れた。

鳴海:酷くない2人共?

ハルト&朔夜:全然(キッパリ)

岬:同感だ。(キッパリ)

鳴海はへこんだ。
地面にのの字を書いている。

岬:それで話なんだが…

ハルト:断る。
俺と朔夜はアリス学園を退学したはずだ。

岬:初校長が
「帰ってこい」
だそうだ。

ハルト:初校長が?

鳴海:そうなんだ。
後ろの子達はアリス持ちだから
連れてこいって
中校長と高校長から。

いつの間にか復活していた鳴海が説明した。

朔夜:よし!
全員ぶん殴り決定!!

ハルト:ったく…
何の為に退学したと思ってんの?

岬:決定事項だ。
諦めろ。

蚊帳の外だったメンバーが聞いた。

幸村:親の許可は?

鳴海:もう取ってあるよ。
明日迎えに来るから
荷造りと学校へのお別れをちゃんとしておくように。
手続きはしてあるから安心して。
制服もサイズ確認しておいてね。

しかし、手塚は…

手塚:しかし、
ここには次期部長が…

鳴海は笑みを消して言った。

鳴海:君達の為だよ。

ハルトと朔夜は諦めたように…

ハルト:仕方ないっしょ。
行くよ。

朔夜:ずっと埒明かないのいやだし…
前と同じクラス?

岬は首を横に振り、

岬:いや、
ハルトだけ違う。

ハルトは若干冷や汗を流し、

ハルト:落級?

岬:その逆だ。
飛び級で明日から高等部3年だ。

ハルト:日本って飛び級制度ないんじゃ…

岬:高校長の命令だ。

ハルトは心の中で
高校長を恨んだ。

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