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真っ赤な家庭

第5章 松本 圍





俺とママのエリカは男女の関係だ。




彼女とはとあるヤマで知り合った。





彼女を雇っていたママは隠しビデオで彼女の赤裸々な行動をDVDに録画して当時彼女の恋人である元大物官僚を脅していたのと、


同僚ホステスが今の高級グラブ"マルジェラ"を買い取ろうとし、ママの反感を買い殺され、遺体にはママの髪が見つけくれと言わんばかりに付いていた。




何だか作られた殺人で影に大きな組織があると見ていたそのときに彼女の恋人である元官僚が薬によるショック死をした。


まるで容疑者兼、証人を消すかのように彼女の周りには死人が一気に二人もいた。




彼女も銀座No.1の座を争って、同僚ホステスと揉めていた。



彼女は"録画されていたのは知らなかった。"と発言していたが、録画された画像から見ると知っているかのようにも見えたにも関わらず、大物元官僚が関わっているとのことで上からの圧力がかかり事件は"ママの嫉妬による殺人"で幕が閉じた。



警察に疑問を感じた同僚は刑事を辞めた。



そのときに赤裸々なDVDを見て、慣れているはずが、男として興奮してしまったのと単独で調べているうちに自分と同じ孤独感を感じたからだ。



彼女も同じ気持ちでいたと知った途端、男女の関係になった。



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