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ベッドの上だけの彼女

第1章 セフレの関係

淳子は、グラスに入ってた飲み物を、飲み干した。

「あのねー、わかってる?アンタたちは、セフレなの!

しかも、中だしされるわ、ピルは飲まされるわ、そんなの普通じゃない!いいように使われてるだけ!」


セフレ.....そんなことを大きな声でいうから、まわりにいた家族ずれの、親に嫌な目を向けられた。

「わかってるよ.....でも、好きなんだもん」

今日のことを思い出して、いまにも泣き出しそうになる。


「だいたいさあ、その男、彼女いるんでしょ?神経疑うよ。」


淳子は顔をしかめる。こういう男が大嫌いな淳子は、本当にいやそうだった。

「てかさ、好きっていうけどさ、美咲、そいつとの、エッチが好きなんじゃないの?」


「え?」


「だーかーらー、感情としてはさ、好きなんだろうけど、一回覚えた快楽が、離れないの。話きくかぎり、そいつ遊び人じゃん。エッチだって、うまいでしょ。」


.......そうかもしれない。

確かに、今までに感じたことのない快楽で。でも、好きなのにはかわりないんだ。

「だいたい、その男、相性抜群だよとか?私だったら、そいつぶっ飛ばす。いくら気持ちよかったとしても、ぶっ飛ばす」


本当に怖い顔をするものだから、私は怖じ気づいた。

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