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ベッドの上だけの彼女

第1章 セフレの関係

自分の言いたいことだけを、ペラペラと淳子はしゃべる。

「.....でも、ヤッてるときは、好きとか、優しい言葉、かけてくるんだよ。」


私がそういうと、呆れた顔になった。


「そりゃ、ヤれるやつが前にいるのに、気の悪くするようなこと、わざわざしないでしょ。」


「......そうなんだけど。」


会話をしてる途中で、テーブルにおいてある淳子の携帯が着信を知らせた。


メールっぽい。

携帯をひらいて、メールを読むと、さっきまでの怖い顔はどこへやら、なんだか笑っていた。


「彼氏?」


私がそうきくと、淳子は笑った。


「うん、彼氏。大好きだって。わざわざそれだけメールしてくるなって~」


口はそういっても、なんだか照れていた。

淳子は、一つ上の、社会人の人と、最近付き合い始めていた。

友達の紹介だとか。お互いにひかれて、あっという間に付き合ったという印象。


「美咲もさあ、こういう幸せな恋愛しなよ。そんな、賢太なんか忘れて。楽しいよ?」

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