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ベッドの上だけの彼女

第1章 セフレの関係

「ほ~ら、答えがでない。だから嫌。」

淳子が言いたいことはわかる。

でも、答えが出ないんだよ。

「てか、そんなに、好きならもう告白すれば?ふられるだろうけど、すっきりするんじゃない?」


そんなことを追い打ちでいわれてしまう。

.......告白なんて、尚更できるわけない。どの選択肢も、離れることにしかならない。

私は、賢太と、関係が壊れるのがいやだ。

何も私が答えないから、沈黙が続いてしまった。


「ハイ。私は、もう美咲が答えをださないかぎり、この話はきかないので。」

といって、シャットアウトされてしまった。

.......もう、話はきいてくれないらしい。

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