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いざホールにたつと、

月曜ということもあり、店内はボチボチ。
1人でも十分すぎる感じで、すぐ手持ちぶたさ、て感じになる。厨房でも覗こうとしたら、

着替え終えた賢太が、厨房に顔を覗かせた。

「おはようございます」

さわやかな笑顔だ。

「おはよう、中澤くん。今日も爽やかね」

先輩は、ヘラヘラと笑った。
賢太は、周りからはかなり印象がいいと見られてる。


私も、最初はその話しやすさから始まったから…。



「今日、ひまだよー。ねえ、佐倉さん？」


先輩の隣にいる私に、同意を求めてきた。
賢太と、目があった。
一瞬だけ、にやついた気がした。

また、やらしい胸とか、そうおもってるんだろか。


「月曜って、こんなもんですよね。」

賢太から、目を離して、先輩に同意した。

「すみませーん！」


ホール側から、お客さんの声がした。

「あ、私、注文受けに行きますっ。」


そういって、慌てて、お客さんのところにいった。

厨房では、まだ先輩と賢太が、談笑していた。