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君がいいんだ

第7章 腕の中の君

本当はそのまま彼女を押し倒してしまいたいくらいだったけど…
「ごはん食べる?」と聞かれ頷いてしまった

ふわふわたまごのオムライスに
こどものようにテンションがあがった俺を見て、彼女はずっと笑っていた

食事が終わり、コーヒーを飲みながら
会えなかった間にあったことを話したりした
「今日のスウェット、この前の収録の時の衣装なんだよ。気に入ったから買い取ったんだ」
「そうなんだ!!赤、似合うよねー」
「そぉ?ありがと♪放送はたぶん来月頭くらいだよ」
「見る見る!!」

他愛もない話…
こうやって気を使わずに、疲れずに話せる
なんて…
彼女が起きていたいと言ってくれたことを
噛みしめる

でも…ね…
俺がそろそろ限界…

キスしたくて…
もちろん、その先もしたくて…
どうやって切りだそうか?

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