素直じゃなくてごめんね。
第14章 “みっちゃん”
~♪~~♪~
私達がご飯を食べ終えて 一息ついていると どこからか音楽が鳴ってきた
「あっ!僕の携帯からだ。」
ピッ
「はい。もしもし?」
大輝さんはそう言って携帯に出ると 隣の部屋へ行ってしまった
(……誰と話してるのかな…別にここで話してもいいのにな…)
私が気になって大輝さんがいる隣の部屋を眺めていると
「……ストーカー…」
出雲に 耳許でそう囁かれた
「………なっ?!///」
「ははっ!何だよその顔!!」
「……あっ…あんたが悪いんでしょ!?」
「ふーん?俺が悪いんだ?」
出雲はそう言いながら私をジロジロと見てくる
「……な…何よ!何かあるなら言えばいいじゃない!!」
「別に~?」
「……っ!!///」
その間もずっと出雲は私を見ていた
(……も~!!何なのよぉ!)