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ヤクザの孫でも純粋です。

第2章 #1


駅に到着し、私とお母さん、お父さんは
車を降りる。
お父さんはトランクから荷物を下ろして
いく。



      「結女。
    向こうに行っても
      元気でな」



      「うん。
     それじゃあね」



私とお母さんはお父さんに別れを告げ
駅のホームに歩き出す。

お母さんから改札券を受け取り
機械に通して電車を待つ。

電車が来て乗り込む。
お母さんの産まれた大阪についても
私達は会話が無かった。


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