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ヤクザの孫でも純粋です。

第2章 #1


二人が結婚するとき名字はお母さんの
網島ていう名字がお父さん好きだった
みたいでお母さんの名字にしたみたい。



       「結女ちゃん
    またぺっぴんなったなぁ」



      「憂希さんは
    相変わらず綺麗ですね」



      「嫌やわー
    結女ちゃん私の事は
   おばあちゃん言うても構わん
     言うたやないのー」



憂希さんは私のキャリーケースを持ち私と
お母さんを家に案内する。

お母さんの家は大きくて和風な家。
でも、家の中は違う。

和風な家なのに中に入ればヨーロピアンな
家に変わる。



       「はい。
    ここが結女ちゃんのお部屋
      隣が柑那よ」



今日から私の部屋になる部屋に入ると
薄いピンク色の壁紙でフローリング。
大きい窓もあってそこから直ぐにでも
外に行ける。


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