テキストサイズ

ヤクザの孫でも純粋です。

第4章 #3



 「私に教えて良かったの?」


泉を見ると茶色の髪が夕日に照らされ
オレンジ色の髪になっていて、私は
ドキドキしてしまった。


 「結女やから教えたんやで?」


泉は私を見てふんわりと柔らかく
微笑む。



























―私はこの時、君に



     恋をしたのかもしれない。―


































君が夕日に照らされている横顔が、
あまりにも綺麗で私の鼓動は高鳴る
ばかり。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ