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ヤクザの孫でも純粋です。

第5章 #4



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To 結女
本文

結女、遅れてすまん。
家にはちゃんと着いたで




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結女にメールを送信するのにドキドキして
しまって送信ボタンを押す直前で親指が
止まる。


 「なんや?押さへんのか?
  はよ押しいや」


人の携帯を覗き見し渚は送信ボタンで
止まっている俺の親指を上から押す





       ―送信







 「のわあああああああッ!?
  なにしてんねんッ!?
  あーもうッ!渚、出ていけや」


渚を部屋から追い出す。




        ―~♪




渚を追い出したと同時に音楽が鳴り
携帯のランプが光る。

携帯を開いて見ると


     <新着メール 1件>


メールBOXを開いて確認する。





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From 泉
本文

おかえり。

今日はありがと。
泉のお陰で楽しかったよ。

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結女からのメールでまたハイテンションに
なる。

俺は直ぐ様返事を打つ。


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