
初恋
第1章 Encounter
苺が着替えに行くのを見送って、
私は保健室に足を運んだ。
ガラガラ
あれ?先生がいないな。
まっ、いっか休ましてもらお。
ベットで横になろうと思い閉まっている
カーテンを勢いよく開けた。
「わっ!」
カーテンを開けたら男の人が寝ていた。
見たことあるようなないような・・・
まっいっか。ソファーで寝よう。
ソファーに横になり私は眠りについた。
「詩音!詩音!起きて!」
苺が私の体を揺らしながら叫んでいた。
「ん?」
「ん?じゃないわよ!
保健室で休むとか言ってなかった
じゃない!心配して探したんだから!」
「ごめん。」
正直びっくりした。
こんなにも苺が心配してくれてたなんて。
「なんでソファーで寝ているのよ?
ベットで寝ないと風邪ひくよ?」
「だって。」
「だって、何よ?」
「誰か寝てるから。」
それを苺に言うと苺はカーテンを、
そろっと開けた。
「!!」
