
初恋
第1章 Encounter
蓮司 side...
「きた!蓮司君よ!かっこいー!」
「いつみても素敵だわ。」
あぁー。どいつもこいつもウゼェ。
毎朝、毎朝俺を苛々させやがって。
「蓮司ー♪おっはよー!」
「おはよう。瑠花(ルカ)」
「昨日なんで学校こなかったのよ!
電話しても、でないし!
どうせ又どこかの知らない女と
寝てたんでしょー!」
「昨日?あぁ。○○高校のー・・
名前わすれたわ。」
「もぉー!それじゃあ今日は一限目
から私の相手してよねー♪」
「お前どんなけ溜まってんだよ。」
っていう感じで俺は、
来るもの拒まず、去る者追わず。
やりたいって女がいれば断らない
だって断わる理由がないから。
「早く保健室いこーよ♪」
「あぁ。」
保健室には先生が滅多にいない。
まぁ、俺らにとったらいい場所。
「んぁっ!!…だ…めぇん!!!」
「もぉーいきそうなの?」
俺は、瑠花の耳もとで呟いた。
「あっあ!!ぃ…くっ!イクゥ!!」
俺と瑠花は同時に果てた。
「俺一眠りしてから教室いくから、
お前さきに教室いっとけ。」
「えぇー。もう一回戦しようよ」
「無理。」
「もぉー。ていうか蓮司彼女つくんないの?」
「いらない。」
「あっそ。」
瑠花はブツブツいいながら保健室出た。
彼女なんていらねーよ。
嫉妬だの束縛だのめんどくせぇ。
まづ今まで俺が本気になった女なんていない。
自由にいきていくのが楽だろ。
一眠りするか。
するとドアが開く音がした。
また瑠花か。めんどくせぇな。
寝たふりでもしとくか。
