とある隠れ変態の物語
第2章 子猫ちゃんといちゃこら
つつ……と唾液の糸が切れぬようにとゆっくり唇を離す。
「はぁ、はぁっ……お兄、ちゃ……」
「ん?」
「侑里を……もっと、乱して」
「ふふ、どうして欲しいの?」
「ゆ、侑里の……いじって」
「どこを?どんな風に」
笑を浮かべて困らせる。
先程の全く表情が無かった侑里とは繋がらない揺れる瞳。
「ん、と……ゆ、りの、いっぱい、いっぱい……しごいて欲しい……」
「しごくだけでいいの?侑里くんのここ、それだけで満足する?」
「ぁう……」
下着の中に手を滑りこませてそれをやわやわとしごく。
侑里の座るイスに手をついて耳元で甘い誘惑を囁いた。