テキストサイズ

無人島の輪姦生活

第8章 耳飾りの行方

嵐は、夜明け前に通りすぎ水平線からうっすらと明るくなりつつあった…


ほとんど寝ていない俺たちは、眠気と戦いながらキャンプへと戻る…


飛びっちた焚き火のあとや貯蔵用のテントの無残な状況が、夜の嵐のすさまじさを物語っていた…


まだ…一之瀬たちはキャンプへと戻っていなかった…


「俺は、食料のテントを直すよ…三角と千住は焚き火を起こしてくれるか!? 百地は寝床を乾かしてほしい…」


それぞれの出来ることから始めたことで、キャンプの復旧は思いの外、早く終わった…


食事の準備は、一之瀬が居ないため、芋を直火で焼いた物になった…


「さて…捜索に行くか…」


千住がボソッと言う…まだ帰って来ない事が気がかりなのだ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ