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貴方に会えて…

第2章 告白

部活の時間になり、私は勇気を出して日向に話しかけに行こうとした。
自分から話しかけるのはもう何週間ぶりだろうか。っていうくらい話しかけていない。
『なぁ…。海華』
[どないしなん?]
『日向くんに話しかけようと思うねんけど、なんて話したらいいかな…。』
[そんなんいつもみたいに、一緒に走ろって言ったらいいねん(笑)]
『でもさぁ、何週間も距離置いて今更何やねんってならんかな…。』
[ふっ(笑)そんなん気にせんでもいいやん(笑)それこそ今更やで]
『普通に話しかけていいんかな?』
[今まで、気にしやんとなんでも言いに行っててんから大丈夫やって!早くいってき。先こされるで]
『え!?誰に!?』
[さぁ?誰か?笑]
『もぉ!よし!行ってくる!』
[行ってき!]

私は決心して日向に話しかけに行った。

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