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貴方に会えて…

第2章 告白

『ひゅっ日向くん!』
「ん?あっ友さん。どうしたんですか?」
『今日、一緒に帰れる?』
「え…?」
『あっ無理やったらええから』
「いや、そういうんじゃなくて。友さんから誘ってくるのなんかいつぶりかなって…。」
『やんな…。』
「でも、うれしい。帰ろ!」
『ありがとう。』
日向がちょくちょくタメで話してくるのがちょっときゅんっとする。他の後輩がタメで話してきても何も感じないのに日向だとどうしてこんな気持ちになるんだろう。
私はそれを考えながら帰る用意をしていた。
そんな事を考えているうちにあっという間に用意が終わった。


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