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部活が始まる時間になった。
私と海華と後輩と部室から出て準備を始めた。
その時。
「友さん…。」
『あぁ。日向くん。おはよう』
「おはよう。」
『なにしてんの？早く準備しやな先輩に怒られるでぇ』
「あっはい！してきます！」
私が笑ってそういったから昨日のことは大丈夫だと思ったのだろう。日向も笑って準備をしに走っていった。
［なんで、笑顔でいうてんのよ絶対怒ってないって思ってるで。］
『いいねん。話しかけにきたときたぶん昨日のこと謝ろうとしてたんかもしれへんし。』
［ほんまに那美ちゃんは甘いなぁ(笑)］
『そうかな(笑)』
［まぁ。那美ちゃんはそこがいいところでもあるんやけどな。］
『それはどうも。笑』

こうして、準備が終わり顧問がきて部活が始まった。

《はい。今から１００ｍ３本、２００ｍ５本、３００ｍ１本。２人１組でタイム測ってやって、それぞれタイムを記録表に書くこと。》
『はい！』
［はい！］
《はい！》