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貴方に会えて…

第2章 告白

『へ…?』
「お、おれ。友さんと組みます。」
《じゃあうちとは組まへんの?》
「うん。友さんと組むから。」
『なにいうてんの。』
《なぁんや。じゃあほかいこ。》
そういってせーちゃんは他へ行った。

『なんで、那美と組むなんかいうたんよ。せっかくせーちゃんが誘ってきたのに。』
「だって、友さん他に組む人いますか?」
『失礼やな。おるわ。笑
青くんだって、くめだっておるんやから。』
「それは、だめです。」
『なんでや。』
「なんでもです。
さっ行きましょ!友さん!」
『うん(笑)
しかし、楽しそうやな。笑』
「友さんと走るの久々なんで。」
『それもそうやな』

私はそんなことが理由で楽しそうに笑って話してるのをみてとてもあったかくなった。
なんでそこまで楽しそうな顔をしているのか私にはわからなかったが、楽しそうにしている日向の顔を見たら理由なんてどうでもいいやと思ってしまった。

『あっ!?』
「友さん?どうかしたんですか?」
『那美と日向くんが組むってことはさ…。』
「はい。」
『一緒に走られへんやん!』
「あ…。ほんまですね。」
[《あははははははっ》]
『どりと海華!』
「二人してなにわらってんすか!?」
[いや、なんか2人の会話見てたらなんかわらけてきてな。なぁどり!]
《ほんまですね!笑
あっ2人組むってなったら一緒に走られへんやん!ですからね。笑》
『おいどり!先輩からかうもんじゃないぞ!』
《いやいや、どう見ても友さんは先輩じゃないな》
『どういういみや!!』
[やっぱりあれやな。海華と那美ちゃん組んで茨木くんとどりが組んで、タイムは茨木くんが那美ちゃんのとったらええな!]
「入江先輩。ありがとうございます!」

そうして、私、海華、どり、日向4人でタイムを取り合い記録表に記入した。
そのあと、それぞれ休憩を取り軽く筋トレをして柔軟をして帰る用意をしようと部室に行こうとした。
その時、日向が話しかけてきた。
「友さん!」
『ど、どうしたん!?』
「あの!今日は一緒に帰れますか…?」
『うん(笑)帰れるよ(笑)』
「やった!
じゃあ待っててくださいね!!」
『わかった(笑)』
そう言って部室にはいった。

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