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貴方に会えて…

第3章 修学旅行

夜日向にメールを送った。
【日向くん。こんばんわ(*^^*)
今日はありがとう😆💕✨】

私は返事を待っていた。
返事はすぐに来た。
【こんばんわ!
友さんからメールなんて珍しいですね(笑)
俺こそありがとう!】
返信【珍しい言うな(笑)ええやんけ!】
【いいですけどね(笑)】
返信【やろ?笑】
【はい(笑)】
返信【実は他に聞きたいことがあったからメールしてんけどな(笑)】
【なんですか!?】
返信【明日から修学旅行やんか?それでお土産何がいいかなって(笑)】

私は本当はこんなこと聞きたいんじゃない。
"海華が好きなのか"を聞きたい。

【何でもいいですよ(笑)
友さんが選んでくれたのなら】

自分が選んだものなら…?
それはどういう思いで、どういう考えで言ってるんだろう。。

返信【なぁ。日向くん】
【はい?(..)】
返信【日向くんは今でも海華が好きなん?】

私はなぜかわからないけれど、日向にそう聞いていた。
送信してから気づいた。
『自分何聞いてるん!?あほちゃん!?』
私は叫んだ。
弟にうるっさいわ!と怒鳴られて『すんません。』といった。
そのメールを送ってから日向からの返信が返ってこなかった。
あんなにすぐに返信が来ていたのに急に。
私は、完全にやってしまったと思った。

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