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貴方に会えて…

第3章 修学旅行

まって…?状況を整理しなきゃ…
私はそう思い1から考え直した。
私はもともと、日向から海華が好きだと聞いていた。
だから、今でも好きだと思っていた。
なのに、海華は先輩として好きだったということが
明らかになり、そして…日向が私を好き!?!?

『絶対ありえないよぉ…』
私は口にしていた。
とにかく返信を返さなきゃとメールを打ち始めた。
返信【え…本当に??
海華じゃなくて那美なん?
なんかの罰ゲームか( ・᷄ὢ・᷅ )?】

少し経つと返事かきた。

【罰ゲームとかじゃないですよ!
俺、初めは入江さんがよく話してくれて、怒ると怖くて、でも優しくて。そこがいいなって思ってたんですけど、友さんと話すようになってから、入江さんとは違う気持ちだったんです。
一緒に走って一緒に試合に行って。話してるうちにこんな人とこれからもこのままでいたいって。そう思いました。俺は、友さんの笑顔が好きです。】

私は読みながらドキドキしていた。
すぐに返事をかいた。

返信【そんなこと言われたの初めてや。ありがとう。
好きって言うてくれてありがとう。】

今はこう言うのが精一杯だった。
日向からすぐにメールが来た。

【友さんはくめが好きなんですか?】

その一言。私の胸に突き刺さった。
なんで?そこでくめがでてくるの?
と疑問になった。

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