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君がいるから

第14章 ビールとキスと…

家に戻ってすぐに
シャワーを浴びてサッパリする
いつもならここでビールをプシュっと
いくとこだけど
キミが来るまでおあずけ…

見るつもりもないテレビをつけて
ソファに腰かけた時
キミからの電話がきた

「いらっしゃい♪入って入って♪」
「オジャマします…」

カチカチのキミはかわいくって
「ほら…」って手を繋いでリビングまでの
廊下を一緒に歩くと
何にもない床でコケそうになっている

「緊張してる?」
「き、緊張してます…」
「俺もだよ♪あひゃひゃ♪」

そんな緊張してるかわいい姿見ちゃったら
俺だってバクバクだよ…

「座って!!ビール飲みたいんだけど…一緒にどう?」

ソファにちょこんと腰かけたキミに
缶を見せると「飲みたい!!」って
元気になった(笑)

「好きだねー(笑)」
「うふふ…」
「じゃあ…乾杯♪」

二人缶ビールをあけて
コツンと缶をくっつける

ぎゅっと手を握ると
照れながらキミは美味しそうにビールを飲み干す

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