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無防備に恋をした僕ら

第1章 僕はひどく欲張りで


逸留といたときは、雰囲気にのまれてあんなことになったけど…たしか俺、逸留に好きだって言われたよな…?

しかも、なんで俺、拒まなかったんだろう。

逸留のことは嫌いじゃない。むしろ、俺にとって憧れで。それは好きだということだと思う。

でも、たぶん逸留の言う好きは違う。
キスしたり、そういう…恋人になりたいって、こと…だよな…?

俺は、どうしたいんだろう。


俺は明日から、逸留と友達としていられるのかな?

とてもじゃないけど、それはきっと、無理だ。


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