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無防備に恋をした僕ら

第2章 それでよかった



そして、現在。
俺はというと、凛に絶賛避けられ中…。

廊下でばったり会うと、Uターンされて。
教室でも、話しかけようとするとその場から去る。

まあ、俺が悪いんだけど…。自業自得だ。
なんであんなことしちゃったんだろ。
自分で自分が嫌になる。


「いっちー?頭抱えてどうしたの」

「あ、逢沢…」

「いっちー最近、凛くんといないよね?ケンカでもしたの〜?」


…う、ケンカ…なのか?
ケンカというか、俺が一方的に避けられてる…。


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