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無防備に恋をした僕ら

第3章 最後の言葉にさよなら



最近ずっと、逸留のことを避けてしまっている。
避けても何も変わらないってことは分かってる。わかってるけど、今は逸留の顔を見るのも苦しい。

どきどきして、胸が痛んで、うまく呼吸ができない。
自分が自分じゃないみたくなる。

自分がわからない。



ある日。逸留から一通のメールが来た。


話たいことって、なんだろう。
大事な話って…?

俺は、昼休みに近づくにつれ、焦りが募っていくのがわかった。


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