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第1章 始まり



私と夏々は声の方を見た。


声の主は水谷愛だった。

「まじ、学校来てほしくない」

愛のその言葉に、周りにいる
花山由香
山本莉菜が反応する

「ほんと、邪魔だよね」
「うん、佐々木佳代」


佐々木佳代、
このクラスのリーダー的な存在の水谷愛に目をつけられてから、由香、莉菜の三人から嫌がらせを受けていた

嫌がらせっていっても、ただ1人にされたり、無視させたり、悪口を大きい声で言われたりってだけ。

身体的な嫌がらせは、多分されていない。

佳代はホントは明るい性格
優しいし、正義感がある

でも、それが愛を怒らせた


佳代が愛たちに嫌がらせをされてる、知っていながら私は佳代に話しかけることは出きなかった

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