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不合格者の仕事

第4章 逆転ー地獄…?


「それでか、生徒たちが、みんな、毎日緊張状態なんだ。

これじゃあいけないだろう。」


ニコリと笑う理事長の顔は、不思議と恐怖を感じた。



「そこで、だ。

いいことを思いついたんだよ。

君達、この学園に入りたいんだろう?そうだよな?」


気合満々の男子なんかは、元気良く「はい!」と返事をする。

私たちは小さく頷いて、小さく返事をした。


「ならば、話の筋は通った。」

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