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男子高校生が描くエロゲー

第3章 そのエロゲーは

俺はそう言い放って、足早に階段を駆け上がった。


『ギシッ』


床のきしみ音がすこし響いただけで、いつも以上に緊張が高まる。


『キィ』


「あれお兄ちゃん?なに?」

「っ、あ、なんだ。いたのかよ。
宮が来てるから、おとなしくしてるんだぞ!」

「なによそれ!
もう子供じゃないからあたし!」


妹はすこし眉間にシワをよせ、俺を追い払うように手ではらった。


『バタン』

「ふぅ…」

「お前…自分の妹の部屋覗きに来たの?」

「っ!?ち、ちげーよバカ!早く入れバカ!」


「はいはいっ」

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