男子高校生が描くエロゲー
第3章 そのエロゲーは
「……おい、なんか画面暗くなって、もどんねーんだけど。」
「くっそぉ…あいつかぁ……。
確かにあいつは性格も容姿もイケメンだけどよぉ……!」
……だめだこいつ。
だいたい、なににそんなに悔しがっているんだ。
岡崎が嫌いなのか?
でも結構仲良かったと思うけどな…。
どうしようもなくなった宮を置いて、画面に映った黄色いものを見る。
「ちゅうい…ひょう…?」
俺の声に宮はやっと起き上がり、画面にめをやった。
「このゲームは、キャラクターが暴走する危険があります…
ご承知の上でプレイしてくださるよう、お願いいたします……ってどーゆー意味だよ」