男子高校生が描くエロゲー
第3章 そのエロゲーは
数秒後にその表示は消えた。
「暴走ねー。
あ、選択肢とかを間違えるとそうなるんじゃねーの?」
「あーそーゆーことか。って、勝手に人のポテチ食うなよ……
つか、お前がコレやりたいって言ったんだし、お前がやれよ!」
『えー……』と言いながらも、渋々コントローラを握ってゲーム開始を待つ。
『おーい、みやこちゃーん!』
「…やけにリアル風景とか画像だね…」
宮はそう言いながら、やって来る男をじっと見つめる。
「いや、早くボタンおせよっ!」
『今日は暑いねぇみやこちゃん!
…あれ…そこの君は…そうか、隼人くんって言うんだね。』
「「っ!?」」