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男子高校生が描くエロゲー

第1章 家族と俺


『ポタ…』


雲行きが怪しかった空から、ポタポタと雨が降ってくる。



「やっば…じゃ明日、学校終わったら隼人んち行くわ!」

「お、おう」


宮は空をチラチラ気にしながら、走って行った。


宮はいつも俺と話したいがために、少し遠回りをして家に帰っている。

そんな優しいとこも俺は好きだ。


…うん。友達として、親友として、幼馴染として、好きなんだ。



明日が、楽しみだな


なんて思いながら、少し早歩きで家へと向かった。

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