男子高校生が描くエロゲー
第5章 統夜
「ありがと、隼人くんっ」
「あ、隼人に近づくなよ!」
「そんなことより学校行くぞ!」
それぞれがバタバタと急いでいる。
「隼人くんは、高校生なの?」
「高3だよ…!」
「俺もだけどな!!」
宮が俺のジャージを着ながら、首をつっこんでくる。
「みやこには聞いてねーよ。
あーいいなぁー…俺も高校生行きてぇー」
男はあぐらをかきながら、膨れっ面で言う。
「…お前、この部屋から出れないなら、マジででるなよ!
あと、部屋のなか荒らすなよ!
あ、あと服を着ろ!」
この全裸男には山ほど聞くことがあり、谷ほど言うことがある。