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男子高校生が描くエロゲー

第1章 家族と俺


『トゥるるる…ただいま留守にして…』


「はぁ…くそ…なんで出ねぇんだ…靴あんのに…」


妹の革靴を見てため息。


しょうがない…。


布という布から水気をとり、クシャミ混じりで風呂場へ急ぐ。


「はぁ…ふぅ…」


顔にあてたタオル。

普通のタオルなのになぜか、いつもよりふわふわで、あたたかい気がした。


ったく。サヤカのやつ…。


濡れた服をすべて脱ぎ、濡れていない下着だけで階段を上がる。

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