男子高校生が描くエロゲー
第1章 家族と俺
「サヤカぁ?いるだろ?返事しろよ」
ほんのすこしだけ開いていた部屋のドアを開け、また名前を呼ぼうとした。
「サ……っ!」
こいつ…また……。
サヤカは寝ていた。
乱れた服を直さずに。
…またオナったまんま……。
初めて俺がサヤカのオナニーを見つけたのは、中1の時だ。
サヤカはその時、小学五年。
サヤカは床に股をすりつけていた。サヤカも無意識だったのだろう。
中1の俺は、それがなんだかまだわからなかった。
ただ、SEXやオナニーの存在は知っていた。
中1。思春期の始まりでもある。自分が知らなくてもクラスの誰かしらが言い広める。