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記憶のカケラ

第7章 別れと…

いつものように2人乗りして学校へ向かう。

「今日は朝朝礼あるから早く行かなきゃいけないんだよー!」

「あー…それ聞いてなかった。」

呆れたように亜梨紗が後ろで笑う。



―――――学校

「「あーさ遼、おはよー!」」

周太と葵が同時に俺達を迎える。

「今日は集会だよ。よく遼間に合ったねー」

感心する二人。

「私のおかげに決まってるでしょー!」

「「だよねー」」

なんてやり取りをしながら笑う。

「あ!私今日日直だから先生のとこいかなきゃ。先行っててー」

そういいながら亜梨紗はぱたぱたと走っていった。



「あれから半月経ったけどあーさ元気そうでよかった。」

「ほんとにな。」

亜梨紗の後ろ姿を見ながら話す二人を俺はただぼーっとみてた。

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