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Codaとfine

第1章 夢と奇跡

「じゃあまず、私から言いますね。私こと中島瑠香は、ピアノができます。この前は、県の大会で金賞をとりました。まぁそれくらいの実力ですわ。」なんか自慢げにいうなー。
 「なるほどーすごいですね、中島さんは、じゃあピアノ系の楽器だったら弾けるんですね。すごいです。」俺がいったんだぞ(お世辞)一応乗らせる気には、させないとな。
 「そお?そんなほめられるようなことじゃないですよー。でもありがと夜崎くんっ」
 高感度ゲット!!!
 「じゃあ次は、菜々美さーん」
 菜々美さんは少し動揺しているみたいだ。
 「ふ,ふぇ?わわわ私ですか??えーっと私はす-少しベースができます…。おおおお爺ちゃんに教えてもらってました。え、えとわわ私は…………………………………………………………..ry」
機能停止しちゃった。話すの苦手なんだな。
 「え、えーと菜々美さん?ベースできるなんてすごいですね!」落ち着け!俺!
 「ふぇそうですか?ありがとです…。」
 「はーいじゃあ次は、ゆうくんねー。」
 俺の番か…。なんかできる楽器あるかな…。あーとんーとあ!あった!
 「えーっとおれのできる楽器は、ギターかな?あ、エレキギターな。中等部の時ちょっとテレビでチャーって言うギターリストが出ててそれを見たらなんかビビッてきてそのまま楽器屋に行って買ったんだ。でも左利きだし俺、なかなかなくてさ…。探すのめっちゃ大変だったんだ。んで毎日練習してたんだ。」俺的メイキング。

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