Codaとfine
第1章 夢と奇跡
と、そこに中島さんが「えっ、何で夜崎君が知ってるの?」
「そりゃー俺と先生の家、隣だからだよ」
中島さんが少し声のトーンを落として「へーそうだったんだ。だからそんなに仲良かったんですね・・・・」
そーいやー懐かしいな先生が卒業した時の事。先生は高等部を卒業したあとすぐに『私、 先生になって勇くんに会いに行くよ!待っててね!四年だけ…』と言って四年間、教師免許取るために東京の大学に行ってたな。
「じゃあ、ゆうくんあとで私の家に来てドラム出してね」
「うーん先生も一緒にやるんですよ?」
「んーーーーわかってるよー!」
これで決まったな。まず俺様がギターとボーカルで中島さんがキーボード、菜々美さんがベース、佳奈美先生がドラム、体育の後藤がセカンドギターとなった。曲は、5曲やるみたいだが、自分のやりたい曲をまとめて絞って決めるらしい。ま、後日だけどね。
キーンコーンカーンコーン
一日の学園生活に終わりのベルが鳴った。