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もっとキモチイイコトされちゃう!

第7章 バイト先で

次の日

バイト先で



「りくちゃん、もうメニュー全部覚えたんだね、すごいなあ」
「あ、はい!」

立花さんが頭をポンポンしてくれる

嬉しいなあ
ドキドキする


「今日、バイト終わったら家まで送ろうか?夜遅いから危ないよね」
「そんなあ、悪いですよ!それに、弟が心配して迎えに来ちゃうんです、ひとりで大丈夫何ですけど」
「そうなんだ、優しい弟さんだね」
「うーん~」
「でも、今日まででいいよって、伝えてくれる?」
「え?」
「りくちゃんのことは俺が送る、もっと一緒にいたいから」
「立花さん……」
「いい?りくちゃん、俺と……」


立花さんがじっと見つめる

ドキドキする……


「た、ちばなさん……?」


唇がふれる


「あ……」
「りくちゃん、かわいい……、口開けて」
「ん……」


立花さんの舌が入ってくる
舌を絡める


「立花さん……」





キスしちゃった……




バイトが終わって、外に出ると、やっぱり瑞希が待っている

昨日と違うのは、隣に立花さんがいること



「瑞希、迎えに来てくれるの、もういいから」
「……今日からはその男が送ってくれるってコト?」
「うん……」
「……」


「君が弟君?お姉ちゃんが心配なのはわかるけど、今日からは俺が責任をもって送るから」
「……うさんくさ」
「瑞希!」
「早めに帰してくれよ」
「大丈夫」



瑞希はひとりで帰って行く
せっかく来てくれたのに悪かったかな?




「じゃ、行こうか、りくちゃん」
「はい」
「ちょっと寄り道、いい?」
「え?」






立花さんが手を握ってくれる

その手にひかれるまま歩く

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