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三日月の夜に

第6章 愛のために

星夜は走ってルナをおいかけた。


だんだん太っていく三日月に、白い猫が輝いている。


しかし、おいつけない。


どうやらルナは公園の中に入ったようだ。

星夜も公園に入ったが、白い猫は見当たらない。


茂みに隠れたのかもしれない。


星夜は姿勢を低くしながらルナをさがした。


そして、見つけた…………



彼女を…………

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