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いいから早く俺のものになれよ

第2章 お礼

「おい~
 アルコール
 頼んだのは誰だ~。」

部屋には大量の
チュウーハイのグラスが
運ばれてきた。

みんな気にせずに飲む。

俺はさすがに
制服着てるから
飲まないでおいた。

みんな飲みすぎじゃね?

ってほとんどベロンベロンだし。

たっくん先輩なんか
女を襲い始めたし。

なんとか
他の先輩のストップがあって
止まったけど。

多分今、ちゃんとしてるのは
俺とあと二人ぐらいだ。

「明日も学校だし
 今日はお開きにするか~。」

酔っ払ってない
男の先輩が言う。

「はい。」

「じゃさ、
 淳也申し訳ないんだけどさ、
 美穂連れて帰ってくんね?」

携帯のマップで
家の位置を教えられる・・・て

俺とおんなじアパートじゃん。

「アパートが一緒みたいっす。
 大丈夫です。」

「おお。
 まじか!
 じゃ、よろしく頼むな。」

小川先輩を支えながら
カラオケ店を後にした。

夜12:00前の夜道を歩く。

「ねぇ~
 淳也~?
 淳也は彼氏いりゅのぉ~?」

呂律がやべぇ。

しかも彼氏じゃねぇ~。

「彼女っすよ先輩。」

「あるぇ~?」

「先輩、つきましたよ。
 何階ですか?」

「さーーーん!」

「はい。」

3階の部屋へと階段を上る。

「淳也~。
 もうこのまま寝るから
 ベットまで
 連れて行ってくれる~?」

「わかりました。」

部屋につき
ベットへ連れて行く。

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