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いいから早く俺のものになれよ

第2章 お礼

そして次の日の
放課後。

俺が美幸を
美幸の学校まで
迎えに行くことになっている。

「でっけ~。」

さすが
県内最大規模の
エリート学校。

校門で待つ。

ちらほら
人が出てき始めた。

なんか目線が・・・

いてぇ。

「淳也ーーーー!!」

美幸が何人か友達を
連れて出てきた。

「おう、
 お疲れ。」

頭をポンポンしてやる。

「美幸ちゃんの彼氏
 ほんとにかっこいいね!」

「へへ、でしょー。」

女できゃっきゃ言ってる。

俺は美幸の荷物を受け取り
チャリのかごに乗せておく。

「じゃーね~。」
「ばいばーい!」
「また明日~。」

「いいか?
 じゃ、乗れ。」

チャリの後ろに
美幸を乗せる。

「乗ったよー。」

「よし、出るぞー。」

背中に温度を感じる。

美幸の家まで
チャリを走らせる。

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