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いいから早く俺のものになれよ

第5章 えんじょい

ふぅ。

美幸を下ろし
外を眺める。

真っ赤な空。

少しずつ
降りていく観覧車。

もう一度美幸を抱き寄せる。

「淳・・・也。
 好きだよ!」

「ま、あたりまえだろ。
 てか、そうでなきゃ困る。」

「え?
 じゅ、淳也は??」

「さぁな。」

「もぉ・・・んっ。」

触れるか触れないかの
キスをする。

「さ、降りるぞ。」

美幸の手を取ると
充実した空間をくれた
観覧車を後にした。

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