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頑張れ!山田君

第1章 日曜日の朝

しかしニューハーフだったとは…
あんな可愛い娘が…神様が間違えたとしか…

僕は家に戻り、シャワーを浴びた…

シャーーーーーーーーーーーーーーー

ゴシゴシゴシゴシ…ゴシゴシ…

シャーーーーーー
シャーーー
シャー…………

「ん?」

「あれ?水が…」

キュッ…

「あれ?なんで?」

キュッ…

出ない!水が、いきなり止まった!

「なんだよ〜!シャンプー流してないのに…」

「困ったなぁ…」

僕は、出来るだけ頭のシャンプーを手で、取り
風呂を出てタオルで拭いた…

部屋に戻って、管理会社に電話すると…

「本日◯◯地域は午前9時〜11時までの2時間断水と
なっておりますが…」

「えっ?断水…」

「はい…各家庭のポストに、断水のお知らせが、届いていると思いますが…」

「そうなんですか?…」

僕は、ここ暫くポストを覗いていなかったので…
そんなお知らせは、知らなかった…




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