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愛するが故の奇跡

第6章 疑い…

ここからは25歳の建の目線になります。


「お疲れ様でした。」

「お疲れ様…お疲れ…お疲れ様…」

「あぁぁ!今日は疲れたなぁ!」

午前中喫茶店でサボらなかったら、もう少し早く退社出来たかもな(笑)

「さて…帰るか…」

会社を出て、駅に向かう途中に、有名なケーキ屋がある。

そのケーキ屋の前を通り過ぎる時…
中の客に目がいった…

「ん?葵…か?」

やっぱり葵だ!!
なんでケーキ屋なんかに…
今日実家に行くって言ってたのに…

ん?隣り…男?…まさか!?
いや…葵に限って、浮気はないだろ…
じゃあ…誰だ?あの男?…

ケーキ屋を出て歩く2人の後をつけた………


ここ…ホテル街だぞ…まさか…な………

入った…!!!

なんで葵が、男とホテルへ…
2人が出て来るのを2時間待ったが…
2人は出て来なかった……

葵が浮気してるのか?
まさか…あの男に脅されて…!?

俺には、葵が浮気するなんて想像も出来ない…
でも…ホテルに入ったのは事実だし…

どうなってるんだ?
どうしたんだ葵?

とにかく明日直接葵に聞いてみよう…

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