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ガチャ…

「ただいま。」

「おかえり〜今日もお疲れ様。」

「あぁ…」

「あっ！葵。」

「な〜に？」

「九州の支店で、大きなトラブルあってさ〜」

「うん…」

「急なんだけど、明日から暫く出張になったよ…」

「えっ？そうなの？」

「うん…」

「暫くって…どのぐらいなの？」

「1週間ぐらいかな…」

「1週間もなの？寂しいなぁ…」

「ゴメンね…我慢して…」

「わかった…」

「浮気しないで、いい子で待ってるんだよ。」

「浮気なんかしないよぉ〜(笑)」

「だよなぁ〜.浮気したらパンチだぞ(笑)」

「いいよ(笑)私が好きなのは建だけだもん。」

葵の笑顔が…凄く可愛い…
この笑顔を見ていると…
葵が浮気しているなんて…
誰が想像するだろうか…

2人の会話を聞いた俺でさえ…
浮気しているなんて思えなかった…

葵の…この笑顔を見ていると…

この夜の俺は、いつもより激しく葵を抱いた…
葵と離れたくないからなのか…
いつもより余計に愛し合った…

愛してる…
愛してる…
そう何度も心の中で叫びながら…

俺は葵を抱いた…
俺が全力で葵を愛すると…
葵もその愛に応えてくれた…

俺達2人は心の底から愛し合っていた……